天狗の腰掛杉


巨大杉の横に解説板がありここからの杉並木が東京都の指定天然記念物になっていると書かれている。

東京都指定天然記念物「高尾山杉並木」


威容を誇った、巨大なる杉の並木は、昭和34年と41年の2度におよぶ台風災害により、その本数はかなり少なくなりました。
しかし、現在残っている杉の樹齢は1千年に近いものが立ち並び、都内では他に例のない並木となっております。
高尾山薬王院
高尾山の解説板より


樹齢一千年に近いという巨大杉の周りは柵で囲まれている。手を回して写真を撮ったり、足をかけたり出来ないようにだろう。


西洋でも大木には霊がやどるとされているらしいが、樹齢も一千年に近くなると人間の寿命から考えれば、何代もさかのぼるはるか昔から、この地を見つめ続けているわけで霊の一つや二つは宿るだろう。はやりのパワースポットを超えるウルトラスポットにここから入る。


高尾山のスギ並木 東京都指定天然記念物


所在地 八王子市高尾町2177
指定 昭和27年11月8日
高尾山薬王院内の参道に植えられたこのスギ並木は、参道下にある巨杉とともに都内ではまれに見られるもので、その数はおよそ十数本を数えます。
昭和41年9月24日に当地域を襲った台風26号によってかなりの被害を受けましたが、巨樹がそろっています。
この杉並木の中に見られる巨樹は、幹周り5.6m、高さ47.0mに達しています。
なお、すでに老杉であるため、根本に近いところは空洞化しているものもあります。
平成22年3月 建設
東京都教育委員会
高尾山杉並木解説板より



高尾山霊木 天狗の腰掛杉の石碑。天狗の腰掛杉の由来については、石碑の隣に解説板が設置してある。

天狗の腰掛け杉


高尾山に住むと伝えられる「天狗様」が腰掛けて物見をしてござると語り伝えられるのがこの大杉。天狗様は高尾山の精霊とも言うべき存在で、御本尊飯縄大権現の信仰の霊域を護るため、この大杉の高みの枝に腰掛けて登山参詣の人々を見守ってござるヽと云うのである。
天狗様は高尾山の生きとし生ける物を代表する正義の見方。それを宿す御霊木である樹齢700年以上と言われる注連縄の懸けられた杉の木を大切に守っていきたい。
高尾山薬王院
高尾山武相講
高尾山天狗の腰掛杉前の解説板より



少し離れてみてみると確かに注連縄が懸けられていた。注連縄はふつうに「しめなわ」 と読むのだが漢字の注連(ちゅうれん)の意味は中国で死者が入り込まないように、水で注めて連ねた縄の意味という。


杉並木の隙間から八王子市街の様子が一瞬見えた。


杉並木に掲げられている奉名板や木札の類は、新年に向けてだろうか、当日は全て外されて横に積まれていた。